投稿 – ページ 6 – 女川さかな手帖

女川七十二候:大雪 │ 初候[ 鰤脂身包 – ぶり、あぶらにみつつむ ]

今年も本格的に冬到来ですね。
暦の上では今日から二十四節気「大雪(たいせつ)」。山間部だけでなく平野部にも雪が降り、動物たちも冬ごもりを始める頃という意味です。
そして2週間後には、いよいよ冬至ですね。

東北というと雪が深いイメージが強いですが、女川をはじめ宮城県の沿岸の方は、それほど雪が多くありません。でも寒さはさすが東北です。

二十四節気「大雪」の初候は、本来は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」です。
重い灰色の雲が空を覆い、冬の本格到来です。
一方そんなこの時期、海ではブリが丸々と太ってきて、食卓は明るさを増してきます。
「女川七十二候」は「鰤脂身包(ぶり、あぶらにみつつむ)です。

出世魚として知られるブリは、小さいものから、稚魚(モジャコ)→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと名前を変えます。ブリは、女川では概ね約80㎝以上のものを指します。
この時期、産卵に向けてエサをよく食べ脂がのって丸々太ってはりもでてくるブリはとても美味しく「寒ブリ」と呼ばれます。ブリは、俳句の冬の季語にもなっています。
大体11月後半くらいからまるっと太ってはりのある個体が出てくきます。

養殖は西日本で盛んで、寿司ネタハマチはこの養殖物であることが多いです(ハマチはワカシやイナダにあたります)。
天然物は日本海側で有名なため、女川エリアではそこまで注目されるものではないですが、
女川では年間を通してワカシサイズのものが定置網での水揚げがあります。

ブリですが、最近どんどん丸々してきたように思います。
水揚げされるブリの量が増えたというよりは、年中一定量水揚げがあるけれど、特に冬は
体長の割にパンパンに膨れた個体が見られるようになってくるという印象です。

寒い冬、家族で鍋を囲むのもよいですね(^-^)

ブリに似た魚に、ヒラマサがあります。
見分け方も記事にしてみましたので、ぜひどうぞ(^-^)
http://bit.ly/2qy6BJs

12月の女川と季節の魚

こんにちは

 

冬の風は西から東へ吹きますが、日本海からの湿気を含んでやってくるこの風は奥羽山脈にぶつかり、

蔵王の木々を樹氷に変えてから太平洋側へやってくるため、

ここ女川では東北地方でありながらも雪はそれほど降るものではありません。

 

 

しかしふと社屋から外を見るとぱらぱらと雪がちらつく様子を今年初めて観測することができ、

改めて冬の訪れを感じる最近です。

 

 

まわりでも風を引いて体調を崩す人が多くいますが、皆さんはお加減いかがでしょうか?

 

 

白菜や大根などの冬が旬の野菜が寒さに備えて糖度を増しておいしくなってくるように、

冬に旬を迎えるお魚は身は締まっているが脂がのっておいしくなって港にやってきます。

 

たとえばサバ。

 

 

夏の産卵期を終えてエサをたくさん食べて、脂が乗ってくるのがちょうど11月後半くらいからです。

 

 

サバは適する水温を求めて動き回る回遊魚で水温が下がってくる冬に南下し始めますが、

ここ女川からほど近い金華山沖漁場には寒流と暖流がぶつかる潮目が存在し、

そこにたくさんのエサがいるため回遊しないサバがいます。

 

 

ここで豊富なエサをバクバク食べて太ったサバが「金華さば」と呼ばれるブランドサバです。

 

 

 

この前捌いたときはまるでフライドチキンでも触ってるんじゃないかくらい手にあぶらがつきました。

それほど今の時期のサバはまるっと太っています。

 

↑もったいないのであら汁をつくったらラーメンスープのような油の層ができるくらいです。

 

 

みなさんも機会があればぜひ丸魚でサバを買ってみてくださいね!

近日中に捌き方もご紹介できればと思っています。

 

それではまた次回

 

 

女川七十二候:小雪 │ 末候[ 平目身締 – ひらめのみ、しまる ]

二十四節気「小雪」の末候は、本来は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」です。
本格的に冬の寒さが厳しくなるこの頃、橘の実が黄色く色付き始めるという意味です。
「女川七十二候」では、「平目身締(ひらめのみ、しまる)としました。

ヒラメは、初夏にかけてが産卵期で、産卵期に味が落ちるのはどの魚も同じですが、ヒラメもこの時期身が痩せて味が落ちてきます。
夏のヒラメは「ねこまたぎ」と呼ばれ猫も食べないくらいにおいしくない、などと言われます。
最近は養殖ものが出回り、あまり旬を意識することもなくなりましたが、旬は冬です。秋頃からエサを取りはじめ冬場に脂を蓄えてきたヒラメは、この時期水温も下がるため、身がしまって実においしくなります。c2j loisirs chateau gonflable

目利きのポイントは、背中の赤茶色いもの、つやのあるもの、腹がバニラ色のもの。
獲れた次の日に刺身にして食べるのが良いですが、煮付もとても美味しいですし、ひれ部分のエンガワはとくに美味で寿司ネタとしても人気ですよね。

生態はどんなかといいますと、地面に潜んで隠れ、獲物が近づくと大きな口と鋭利な歯で捕食します。カレイと比べると口が大きく、歯があることが特徴です。食べるのは、主に小魚や甲殻類です。

体表を保護色に変えて海底の色にカモフラージュできる「海のカメレオン」でもありますね。

おさかなの呼吸

こんにちは。

先日、SNSにてカレイが呼吸している様子を投稿しました。

その際になぜ酸素をわざわざ水からとりだすのか、酸素じゃなくてもいいじゃないか、と不思議に感じました。

それから、魚類の体の構造や酸素の役割、生命の起源にいたるまで少し調べてみました。

 

諸説あるものもありますが、今日はお魚の呼吸となんで酸素のなの?ってことについて書きたいと思います。

 

 

【なんで酸素なの?】

私たちは鼻や口から空気を吸い、肺で酸素を取り込んで二酸化炭素を混ぜて空気を吐きます。

酸素を取り込み二酸化炭素を出す。

これが呼吸ですが、植物から人間までほとんど全ての生物が酸素を取り込んで二酸化炭素を出しているというところが同じなのは不思議ではありませんか?

 

酸素とはそれほどまでに生きていくのに重要なのでしょうか?

 

 

 

 

皆さんも中学生のとき一回は酸素をためた容器にマッチをつっこみ激しく燃える実験をしたと思います。

それが実はヒントで、酸素には物を燃やす力があります。

その燃やす力で酸素は私たちが食べたものから得た栄養をエネルギーに変えてくれるお手伝いをしています。

吐息から出る二酸化炭素はものを燃やした証拠です。

それによって私たちは日々考えたり、動いたりすることができるんですね。

そして、この何かを食べる・取り込むなどしてエネルギーを得ていく生物のほうが、そうしなかった種類の生物よりも強かったために今存在しているほとんどの生物が呼吸をするようになっているようです。

 

 

【エラは肺??】

魚もその例外ではなく酸素がないとエネルギーを得ることができません。ただその方法が私たちとちょっと違うようです。

魚は、私たちが口から空気を吸うように水を口から取り込みます。

その水をエラから排出します。

この過程でエラにあるひだのようなもので水に含まれる酸素をとりこみ、二酸化炭素を水に吸収させて排出しています。

ですのでエラは肺のような役割を担っているんですね。

魚を見るときにエラを開けて中のひだが鮮血の色をしているかで鮮度を確認するのも、死んでしまって時間がたつと呼吸をしていないのでどんどんどす黒くなってくる血の色が確認できるからです。

 

 

 

 

 

魚の中にはもはや呼吸をすることを忘れた種類もいます。

その代表がマグロです。

彼らは泳ぎ続けることで常に口から水を取り込みエラから水を出しています。前に進む力を利用して吸う吐くという行動をしなくて済む、とも言えますし、動かなければ吸うことができず死んでしまうとも言えます。

私もノンストップで動き続ければ呼吸をしなくて済むように進化できるしょうか?(笑)

zorb water ball

 

まとめると、酸素は生き物にとって重要で、魚はその例外でなく、ただその取り込み方が違う。エラが肺のような役割をしている。といったところです。

 

 

ではまた次回!

 

女川七十二候:小雪 │ 次候[ 鮟鱇肝肥 – あんこうきもふとる ]

二十四節気「小雪」の次候は、本来「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」です。
意味は、北風が木の葉を払いよける季節ということですが、女川独自の七十二候「女川七十二候」では「鮟鱇肝肥(あんこうきもふとる)」です。

一般的に「アンコウ」と呼ばれるのは「キアンコウ」と呼ばれる種です。
別に「クツアンコウ」という種類がありますが、市場では区別されます。

産卵を夏に終えてエサをっぱい食べたアンコウは、この時期、肝(きも)も身も大きくな
ります。夏場を除いて漁獲のある種ですが、肝が大きくなってくるので今からの時期に値段が高くなってくる。
海のフォアグラと呼ばれる「あん肝」です(^-^)

アンコウは海底にいる魚、甲殻類を食べます。海底の砂に隠れて背びれにあるとげを小魚に見立てて揺らして魚類を誘い、そうして寄ってきたものを捕食します。

基本的にトロール船(底引き網)で獲れるものがほとんどですが、女川には定置網にかかるものも揚がります。

メスが大きくオスは小さいです。
メスは10㎏の大型、オスは5kgほどの大きさです。
メスは水温の高いところを好むため、常磐・大洗地域はメスが多く大型で「吊るし切り」
にして捌かれることが多いですが、福島から岩手にかけてはオスが多いため、吊るし切りはしません。

女川では、2月の中旬頃、毎年「あんこう祭り」が開催されます。
美味しいアンコウ汁も、自慢ですよ。

サンマ焼き@丸森町

こんにちは。

先週末、町内の有志で、台風19号の被害の大きかった宮城県丸森町にて炊き出しをさせていただく機会がありました。

女川といえばサンマということで焼きサンマはもちろん、他にもおにぎり、つみれ汁、かまぼこを提供しました。ちょうどお昼時に合わせて炊き出しを行い、買い物に来た人々がついでにと並んでサンマを食べていきました。

 

 

一時小雨がぱらつくことがありましたが、支障になるほどではありませんでした。

 

今年の不漁の影響でサンマが高いのでとても貴重だと言っていただくことが多かったです。

今回持ってきたサンマは比較的大きいサイズで、焼きあがる様子を見て待ちきれないというような表情を浮かべながら並ぶ人々の顔が忘れられません。

炊き出し会場に来てくれた方々はみな口をそろえておいしいと言ってくださり、私たちが元気をもらったくらいでした。

 

被害の状況は地域によってばらつきがあり、会場となったスーパーがあった地域はそこまで大きな被害がなかったが、山のふもとの地域がもっとひどいのだ、と現地の人から聞きました。

たまたま通りすがった町内の野球場は瓦礫やゴミの集積場と化し、その被害の大きさを物語っていました。

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この日の炊き出しが被害にあわれた方の力になれたことを信じ、これからも協力できる機会を探っていきたいと思います。

女川七十二候:小雪 │ 初候[ 鈍子汁入 – どんこ、しるにいる ]

二十四節気「小雪」の初候は、本来であれば「虹蔵不見(にじ、かくれてみえず)」で、
意味は、昼の時間がいっそう短くなって、虹が見えなくなる頃という意味ですが「女川七十二候」では「鈍子汁入(どんこ、しるにいる)」です。

「どんこ」という魚は、三陸女川では、冬の風物詩ともいえる魚です。
顔はブサイクなのですが、肝が美味しく、冬は「どんこ汁」にして、まるごといただきま
す。ぷりぷりとした白身の魚です。「鈍子汁入」というのはこの時期、どんこがどんこ汁に入れられることからついた名前です(笑)

「どんこ」は正式名称は「エゾイソアイナメ」または「チゴダラ」と呼ばれる魚ですが、
三陸では「どんこ」としか呼びません。enfant chateau gonflable
西日本でいう「どんこ」は、淡水の魚で、ちがう魚です。

どんこ汁、近日、レシピと合わせて「女川さかな手帖」のブログでも紹介したいと思います。
ぜひ、ご覧ください。

ブリとヒラマサ

こんにちは、ここ何日かの女川では冷え込む日が続いており、気温が氷点下になるときも出てきました。

ところで皆さん、こちらブリとヒラマサという違うお魚なのですが、どう思われますか?

 

・・・・・一緒じゃないですか?笑 どっちも真ん中に黄色いの入ってないですか?汗汗

 

 

いいえ、でも違うんです。今回はしっかりとこの違いがわかるようになっていっていただきたいと思います。

色々見分け方ありますが、3つほどご紹介します。早速いってみましょう!

 

その1:「表情」が違う!

まず、顔を見比べてみましょう。

上がブリ、下がヒラマサです。

"

同じじゃないか!!!!という声が聞こえてきますが、私が先輩に一番初めに違いはなにか聞いたときに、

「ブリのほうが優しそうで、ヒラマサのほうが厳しい顔してんだよな〜」

と言って立ち去られたことがあったのでこちらを一番最初にご紹介しました(笑)

chateau gonflable interieur

確かにこころなしか下のヒラマサに比べると上のブリのほうがぽてぽてしてまろやかな顔をしていませんか?

わからなくても安心してください、まだまだ違いはあります!

 

 

その2:「体型」が違う!

次に先程の写真を使って体全体を見てみます。

上がブリ、下がヒラマサです。

ブリの方がボテッと太っており、ヒラマサはシュッとしている印象を受けませんか?

また、この写真だと伝わらないのですが、ブリは身が厚く、ヒラマサは身が平たいです。

ここまでをまとめると、ボテッとして太っているかわいい方がブリで、平たくてシュッとしているイケメンがヒラマサということになります。

 

まだわかりずらい方のために最後にとっておきの見分け方をご紹介しましょう・・・!

 

 

 

 

その3:「胸びれ」が違う!

今回は胸びれに注目してみてください。上がブリ、下がヒラマサです。

上のブリが黄色い線にヒレがかかってないのに対し、下のヒラマサは黄色い線にヒレがかかっていますよね?これが一番見分けやすいかと思います。

これで表情や体など主観的なものに頼らず見分けることが可能です。

最初からこれを言えよ、という声が聞こえますが、実際の魚関係者は本当に雰囲気とかで一瞬で見分けているので最初の1、2の違いを知っておくことは無駄では決してありません。

 

 

最後にテストをして終わりましょう。どっちがブリでどっちがヒラマサでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

上がヒラマサ、下がブリでした!

これであなたもお魚マスターへの第一歩を踏み出しました、これから一緒にもっと詳しくなっていきましょう!

 

ちょっと訳してみました・・・!

こんにちは、お知らせでもお伝えしたのですが当店の「魚やの煮付け」がパッケージデザインで賞をいただきました!

 

詳しくはこちら↓↓

【魚やの煮付】アジアのパッケージデザイン賞「Topawards Asia」を受賞

 

でも、本サイトは評価全部英語で読めないですね・・・ということでお魚の力を借りて訳してみたのでよろしければ一緒に世界への扉を開きましょう↓↓

https://www.topawardsasia.com/winners/sanriku-sakanaya

 

 

Outstanding in Functionality | FOOD

機能性できわだつ|食品

 

 

“The “Sanriku Sakanaya no Nitsuke Series” is designed for busy people such as working mothers.

「三陸魚やの煮付け」シリーズは働くママのような忙しい人のためにデザインされています。

 

 

Freshly caught sanma, mackerel and sardine are quickly processed and gently seasoned in soy sauce and ginger without using any preservatives or chemical seasonings.

新鮮なさんま、さば、それにいわしは素早く加工され、程よく生姜と醤油で味付されています。保存料や化学調味料は使用していません。

 

 

The serving size is calculated and thought out according to how much a woman can consume.

量は一人の女性が食べる量を想定し計算されています。

 

 

The product can be stored in room temperature for a long period of time, and it can be easily enjoyed as is or better, when heated in a microwave oven.

この製品は長い間常温で保存することができ、そのまま簡単に食べることができます。レンジでチンするとよりおいしくいただけます。

 

 

The tray resembles the image of a white baking dish so that it would not feel lonely or odd when placed onto the dining room table.

このトレーはそのままテーブルに並べてもおかしくならないよう、そして寂しく感じないように、白いお皿に似せて作られています。

 

It eliminates the need to re-plate and saves the time and hassle of washing dishes; making it ideal for people who are busy and don’t have time to cook, but want to eat and enjoy delicious food.

これで他の皿に移し替えたり皿洗いをする手間がなくなるので、おいしい食事をしたいけど忙しくて料理をする暇がない人にとっては理想的です。

 

 

The top film is designed so that customers can pick it up with peace of mind; with emphasis on being able to see the contents.

トップフィルムはお客様が安心して手に取っていただけるように、中身が見えることにこだわってデザインされました。パッケージ写真

 

The film graphics convey the image of ‘Sanriku’s delicious fish’ and ‘Japanese style’.

フィルムのデザインは「三陸の美味しい魚」と「和」のイメージを伝えています。

 

 

The reason behind this arrangement also shows our confidence in the product.”

こうした製品設計ができたのは私達が製品に自信があったからでもあります。

 

 

 

 

 

 

・・・・という具合に単なる自慢になってしまいました(照)

 

 

これからは改めて皆さんのためになるお魚情報をお届けできるように致しますので今回ばかりはお許しください汗

 

 

しかし第三者から評価されまして、本当に光栄なことでしたのでそのご報告でした。

 

🐟今回ご紹介した魚屋の煮付け、よろしければぜひご賞味ください🐟

 

それではまた次回!

 

今日の女川港の様子

今朝の女川は天気も良くのどかで暖かでした。対岸の奥に小さく女川駅が見えます。わかるでしょうか。7:30頃、魚を積んだ船が女川港に入ってきました。今日は2隻のようです。港に船をつけて…船底部分にいる魚を水揚げします。これが何度か繰り返されます。 水揚げされた魚は一旦ここにまとめて入れられて…水揚げされた魚は大きな鰆(さわら)や、わらさ(ブリになる前の体長50cm程度のもの)スズキなどは選別されます。ウミネコやカモメがずっと上を飛んでいます。数センチほどの落ちた魚を食べてます。せりの場所へ運ばれます。ここで、魚種や大きさごとに選別されます。この日は、鮭やいか、鯛なども揚がっていました。窓のあるところに小さな穴があいていて、ここに競り落としたい金額を記入して入れます。そして一番高い値段をつけた事業者が競り落としです。陆地闯关

もう一度海に戻ると、相変わらずウミネコやカモメたちが、ひしめいていました。