2020/1/24 - 女川さかな手帖
宮城県牡鹿郡女川町の魚屋、岡清と鮮冷が綴る、女川の豊かな食と暮らしを彩る”さかな手帖”です。

真いかが肉厚でした

この時期女川魚市場にはヤリイカ・スルメイカ(ここら辺では真イカ)・ヒイカなどが水揚げされています。

イカのお刺身が食べたい!と思い今日は真イカを捌きました。

イカの足の吸盤が大きく包丁でこそぎ落としが大変でした(+_+)

活きが良いほどイカの皮は剥きやすく、エンペラから引っ張りキレイに剥けたときはちょっと気持ちがいいものです。

中から内臓と軟骨を抜くときは墨の入っている袋をいかに破かずに抜くか慎重になりますね。

あとは開いてきれいに洗い、アニサキスチェックをして(ここ大事なのでまたの機会に説明します)お刺身にします。この時、うすーい皮もきれいに取ると仕上がりがきれいに見えるそうです。白いお刺身を白っぽいお皿に乗せて見た目はいまいちでも美味しくいただきました。

足とエンペラ部分は、酒・醤油・ミリンに漬けて一晩置いて焼いたらお酒のあてに。

ではまた次回!